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テナント企業の横のつながり形成の場に
「LOVE×LOGIサミット2025」開催

物流業界全般

野村不動産は2月7日、物流施設ブランド「Landport」(ランドポート)に入居するテナント企業向けの交流イベント「LOVE×LOGIサミット2025」(通称:ラブロジサミット)を開催しました。昨年3月以来のテナント企業向けの懇親会は、今回から「ラブロジサミット」と銘打って新たな形で実施。物流DXに関する講演や、交流を深める懇親会が行われ、参加企業同士のつながりを一層強化する場となりました。

イベントの冒頭、野村不動産株式会社 都市開発第二事業本部 物流事業部 事業三課長の水上悟氏が開会の挨拶を行いました。

開会の挨拶をする野村不動産株式会社 都市開発第二事業本部 物流事業部 事業三課長 水上悟氏。

「昨年3月の懇親会では、普段接する機会の少ない企業同士がつながることができたと好評でした。そこで今回は『ラブロジサミット』と名付け、物流事業部の行動指針である『愛をもって物流に取り組み、お客様に寄り添う』というテーマのもと、装いを新たに開催する運びとなりました。」

最新DX事情を学ぶ講演

第1部では、物流エンジニアリング企業であるタクテックの山崎整社長が「導入事例から学ぶ最新DXセミナー」と題し、講演しました。タクテックは野村不動産の企業間共創プログラム「Techrum」(テクラム)にも協賛しており、中国の自動化機器メーカーやシステムベンダーとのネットワークを活かし、国内物流現場に最適なツールを提案しています。

講演するタクテックの山崎整社長。

講演では、タクテックの物流自動化ソリューションの紹介に加え、GTP(Goods To Person)システムとそのソリューションの組み合わせについて解説がありました。さらに、中国・上海で開催された世界最大の物流展示会「CeMAT」(セマット)の視察内容をもとに、中国の物流ロボット技術の発展や、マテハンメーカーの現状と今後についても紹介されました。物流2024年問題により、国内の物流現場でも自動化の機運が高まるなか、最前線の技術動向を学ぶ貴重な機会となりました。

現場自動化の最前線を走る山崎社長の講演に聴き入る。

「どんなに自動化が進んでも、どんなにテクノロジーが進化しても、人の役割はなくなりません」。講演の中で山崎社長が強調したこの言葉には、物流DXの本質が込められています。同社は自動倉庫やロボティクス技術を活用しながらも、人とテクノロジーが共存するソリューションを推進。「単にロボットを導入すれば解決するわけではなく、トータルの仕組みが重要です」と山崎社長は指摘します。AmazonがGTPシステムを活用しながらも、バッチレスピッキングやシャトルシステムを組み合わせることで、効率を極限まで高めている事例も紹介されました。

中国メーカーの台頭にも触れ、「安かろう悪かろうの時代は終わりました。中国の技術は驚くほど進化しています」と強調。自社の存在を物流における「駆け込み寺」と表現する山崎社長は「グローバルな視点でベストな選択を提供します。自動化に取り組みたいとなったときに、一番に相談いただける企業を目指していきたい」と力強く語りました。

懇親会で交流を深める

第2部では会場を移し、ビュッフェ形式の懇親会を開催。始めに、野村不動産株式会社 都市開発第二事業本部 開発部 物流事業部担当の小島達也執行役員が乾杯の挨拶を行い、参加した皆様へ感謝を述べました。

乾杯の挨拶をする野村不動産株式会社 執行役員 都市開発第二事業本部 開発部・物流事業部担当 小島達也氏。

「この日のために話し合いを重ね、「最も愛されるロジスティクス変革パートナーになる。」というミッションを掲げ、『ラブロジ』という言葉が生まれました。最初は少し照れくささもありましたが、今ではしっくりくる言葉だと感じています。テナントの皆さまにも馴染んでいただき、今後も長くお付き合いいただければと思います。Landport事業ではお客様のどんな些細なことでも親身に対応してまいりますので、引き続き、宜しくお願いいたします。」

Landportに入居するテナント企業の代表者や担当者、さらには野村不動産の物流事業部メンバーが一堂に会し、豪華な料理を囲みながら活発な交流が行われました。テナント企業同士の横のつながりを深める貴重な機会となり、業界の情報交換や意見交換、また、ビジネスの発展を目的とした商談の機会も創出され、名刺交換を通じて新たなビジネスパートナーとの関係構築が進められました。

立食形式の懇親会で親睦を深めた。
テナント企業同士の情報交換、交流の場ともなった。

歓談の合間にはビンゴやクイズなどの企画も催され、会場は大いに盛り上がりました。特にメインイベントである「LOVE×LOGI クイズダービー」は大きな盛り上がりを見せ、物流事業部メンバー5人の中からクイズに正解できるメンバーを当てるというユニークな形式が好評でした。会場全体が正解発表に一喜一憂し、温かい雰囲気に包まれました。優勝チームには豪華な国産和牛の景品が贈られました。

盛り上がりを見せたクイズダービー。
テナント企業も正解発表に一喜一憂。
優勝チームには豪華景品が授与された。

今後の展望

イベントの締めくくりには、野村不動産株式会社 都市開発第二事業本部 物流事業部の稲葉英毅部長が挨拶を行い、あらためて参加した皆様へ感謝を述べるとともに、今後のラブロジサミットの展望についても語りました。

締めの挨拶をする野村不動産株式会社 都市開発第二事業本部 物流事業部 稲葉英毅部長。

「わたしは物流事業部に関わって20年となりますが、これほど多くのテナント企業の皆さまにご参加いただけるようになったことを大変嬉しく思います。本日は20社のテナント様にお集まりいただきましたが、現在Landportには約60社が入居されています。次回のラブロジサミットでは、さらに規模を拡大していきたいと考えています。」

最後は野村不動産のスタッフ一同が参加者を見送り、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。今回のラブロジサミットを通じて、多くのテナント企業様との絆を深めることができたことを嬉しく思います。

参加いただいた方にささやかな御礼の品をお渡しし、お見送り。

お見送りの最後まで話に花が咲きました。

今後も、Landportにご入居いただいている皆様がより快適に、そしてビジネスを発展させる場となるよう、私たちは全力で取り組んでまいります。ラブロジサミットは単なる交流の場にとどまらず、テナント企業の皆様と共に未来の物流を築いていくための大切な機会と考えております。次回はさらに多くの企業様にご参加いただき、一層有意義な時間を提供できるよう努めてまいります。

LOVE×LOGIサミット(前半)

LOVE×LOGIサミット(後半)

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